映える写真を撮る★先ずは三分割構図をマスターすべし!

スタッフブログ

元々SNSをやっていてカメラを始めた人も、カメラを始めたからSNSをやってみようかな、と思っている人もいるかと思います。

Instagramを初め、おしゃれな「映える写真」で埋め尽くされたSNSって素敵だし、憧れちゃいますよね?

でも映える被写体のはずなのに自分が撮るとなんか違う…そんな気持ちになったことはないでしょうか?

実は私が正にその状態…。なんとか映える写真を撮りたい!!!

そんな訳で映える写真の撮り方を勉強しつつ、日々写真を撮る毎日。

被写体を生かす映える写真を撮るためのコツを一緒に勉強していきましょう!

撮りたいものを衝動のままに撮るだけじゃダメ

この写真、何が撮りたかったのかは分かっていただけるかと思います。

そう、パンダです。

歩いていてふと見上げると、お店の屋根の上に乗っかっていたパンダ 。
このパンダ 可愛い〜!撮りたい〜!の気持ちだけで撮った写真がこの1枚目の写真…。

パンダは可愛いのですが、映える写真とは言い難いですよね?

どう変化させれば良いのでしょう?

構図を意識すれば写真は変わる

「構図」というのを耳にした事があるでしょうか?

写真を撮るときには「構図」を意識するともっと写真が楽しくなるし、おしゃれになります。
先ほどのパンダ。構図を意識して撮影するとこうなりました。

いかがでしょうか?

私の腕前ではまだまだ初心者感満載ではありますが、それでも最初の一枚とは段違いに映える写真になったのではないでしょうか?

では、このパンダの写真を映える写真に変化させた秘密を解明していきましょう!

「三分割構図」はバランスの良い写真を作る基本中の基本構図!

写真の構図はいくつかあるのですが、この三分割構図は基本中の基本!

まず最初に覚えておきたい構図です。

四角いカメラの画面上にどう被写体を配置すればバランスがとれて見栄えがするのか、それを考えたのが三分割構図

上の図の様に四角い画面を縦横それぞれに三分割し、交差した●の部分のいずれかの位置に被写体を置くのが三分割構図の基本です。

また三分割構図は交差した●だけでなく、6分割した面を使う場合もあります。面で撮る場合は下の図の様に2/3面は被写体を収め、残りの1/3面は空間を収めます。

三分割構図を使う時のポイントとは?

私が構図を意識して撮影して来たパンダは、ど真ん中からやや左下に移動していますね。そして2/3面分にパンダが収まっています。

つまりこの写真は三分割構図で撮った写真ということです。

では最初のパンダ写真を2枚目の映えパンダ写真にするために私が行った変化ポイントを詳しく確認していきましょう。

ポイント1 主題の位置を変える

2枚目の映えパンダ写真には「パンダ」と「雲」という2つの被写体が存在しますが、三分割構図で撮ると雲ではなくパンダが主役なんだ、ということがはっきりとします。(パンダと雲では最初からあきらかですが‥)

三分割構図で撮影すると主題をはっきりとさせることができるのです。

主題のわかりやすさを説明するのにはこちらの写真がわかりやすいので、こちらで詳しく説明します。

SONY DSC

この写真の被写体は「梅」「梅の花の名札」「提灯」「立て看板」です。

ですが、主題は梅の花だという事が一目でわかるかと思います。
なぜ梅の花が主題だと一目でわかってしまうのか。写真を三分割してみましょう。


交差した●にちゃんと収まっているのは梅だけ。

他の被写体は●からは外れているので主題にはなり得ないのです。

撮るものを決めたら、それを三分割構図のいづれかの●の位置に乗せる。主題以外の被写体は●から外す。これが基本です。

ポイント2 主題の向きを考える

被写体には向きがあります。パンダはわかりやすいですよね。右向きです。

梅の花は左側に枝が伸びていっていますね。

三分割構図のどの●を使えば良いのかは、この被写体の向きによって決めるとバランスの良い構図になります。

パンダは右上を向いていたので、やや左下気味に被写体を配置。

梅の花の場合は、左に枝が伸びていっているので、右に配置しました。

主題が向いている方向に空間を作るとバランスが良くなると同時に、広がった空間を意識させる事ができます。

このパンダの2枚の写真を見比べても、空間があるのとないのとで全く違う雰囲気の写真が出来上がるという事がわかりますよね。

まとめ

写真は配置一つで雰囲気がガラリと変わります。

三分割構図は試しやすい構図ではないかと思うので、ぜひ、色んな被写体で試してみてください。

多くのカメラは設定で液晶画面にグリッド線を表示させる事ができます。ぜひその機能も活用して三分割構図をマスターしてくださいね!

感謝を込めて

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